TANAKA金属モデルガンSAA用に購入。故 CMCの血を引くTANAKA製&同じくハートフォードのプラ製SAA、両者に適合。
SAAは19世紀の古いリボルバーゆえ、安全装置としてのハンマーブロックの類は無く、弾を装填してハンマーを下ろすと撃針が雷管にジカ当たりする。なので、装填済みでハンマーをデコッキングした際は、ハンマーが僅かに浮いてしまう。
そんな時この「空撃ちダミーカート」は、内蔵バネでダミープライマーがカート内に引っ込んでくれるので、それを防げる。実銃なら浮いていて正解だろうけど、まっ金色のファンタジー銃としての金属モデルガンならではの、ファンタジーなハンマーポジションという事で、やはりハンマーにピタッと寝ていて欲しいのだ。
個人的には、モデルガンをいたわるために空撃ちは絶対しない主義。トリガーを引く際はハンマースパーに親指を添えるのが私的鉄則。でも上記の副次的機能があるので、この「空撃ちダミーカート」はオレ的必須アイテム。
もっとも惜しむらくは、弾頭に帯がモールドされていて、19世紀当時には無かった「キーススタイル弾頭」になっているのが。オレ自身は、雷管とも併せ、色々自作・改造して使ってる。やっぱり雰囲気重視。
金属モデルガンSAAの、(当然金属製の)シリンダーにこれをチャリッ、チャリッ、…と6発装填しては夜中一人でニマニマするのが至福のとき(キモい)。残念ながら&当然ながら、プラ製シリンダーではこの音・この金属感は出ない。